サビ止め、防汚処理

自然石をアプローチに採用しますと、時々ご相談いただくのがサビの発生。

石の中の鉄の成分が雨などと反応し参加する現象です。

とくに、黒っぽい石はサビが目立ちやすく、自然の風合いとしてとらえることもできれば、見た目上やっぱりいやだなーと思われる方がいらっしゃるのも事実です。

もちろん対処法もございますのでそのご紹介です。
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まず、サビが目立つ箇所にサビ除去剤を塗布し、しばし待ちます。
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そうするとだんだん、化学反応がおき、鉄分と反応し紫色に除去剤が変わりました。

こうなったら水を流しながら、洗浄していきます。

サビのようにみえてサビじゃないものには除去剤が反応しません。(除去剤は正直もの)
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洗浄後乾いたら、防汚材を塗布していきます。

上段が塗布後、下段が塗布前です。

塗布後、しばらくして乾いたタオルで拭き上げます。
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塗布完了です!

この防汚材、湿潤状態を保ってくれるので石の見た目もかなり綺麗になります!

また紫外線劣化も防いでくれるのでかゆいところに手が届きます。

以上、補修のあれこれでした。

松尾