人工芝施工上の注意

こんにちは!設計の石橋です。
今回は人工芝について。
最近人気が出てきていますよね、人工芝。
久留米でもチラホラ人工芝を使っているお家が増えてきたような気がします。

やっぱり天然芝と比べてメンテナンスが楽なところが良いですよね。
草取りから開放されるのは本当に素晴らしい!!

そんな素晴らしい人工芝、自分で施工しようと思っている方も多いのでは?
ということで施工上の注意点を書いていこうと思います。


①ブロック際は、ブロックの基礎にピンが干渉する。
 ブロック際は、ブロックの基礎が干渉ししまい、人工芝固定用のピンが刺さらないことがあります。
 ブロック付近は出来れば避けましょう。
 どうしてもという方は固定用のピンを切って調整しましょう。

人工芝 固定ピン


②水勾配をとる。
 これは土間コンクリートも同じなのですが、勾配を取らないと水たまりが出来てしまいます。
 本物の芝のように水は吸収されないですし。
 水はけも意識して、雨水桝や側溝などに水が流れるようにしましょう。

③巻きグセがある。
人工芝(ロールタイプ)
このような状態で新品の人工芝は売ってあります。

人工芝 巻グセ
そのまま施工すると上のように端が巻枯れた状態に。

 新品の状態だと巻きグセがついてることがありますので、そのまま施工するのではなく
 直射日光にしばらく当てるか、一旦逆巻きにしてクセを直すといいです。


④芝と芝の間に継ぎ目が出来る。
人工芝 継ぎ目
 人工芝は幅1.0m~2.0mのサイズなのでお庭全体にはろうと思うと継ぎ足す必要があります。
 ですがうまく施工しないと上図のように継ぎ目が出来てしまいます。
 天然芝でしたら、継ぎ目は自然に解消されるのですが、人工芝だとそうもいきません。

 人工芝の葉は、一定間隔(多くのメーカーが約10mm間隔)でシートに縫い付けてあります。
 張り合わせ部分の隙間(継ぎ目)を、葉が縫い付けてある間隔と同じにすると、継ぎ目が目立ちません。

 また人工芝には芝目があります。
 芝生の葉が一定方向に傾斜している(流れている)ので、芝目の向きを同じ方向にそろえましょう。

4点ほど注意点を書いていきましたが、他にも雑草対策を施したり、地面を平にして芝生のデコボコをなくす必要があったり、
ご自身で施工するのが難しいという方も多いかもしれません。
そんな方、どうぞ当社へ問い合わせください。