「池」工事の進捗。 私たちの工事は、職人さんの腕で成り立っています。

おはこんばんちは、設計の中村穂高です。

前回に引き続き、みやま市での「池」工事の進捗です。




池工事01
今週の様子。

前回から2週間経ちますが、正直あんまり進んでいません。

けっして、「作業が遅い」わけではなく、

お客様のご要望に沿うに、ひとつひとつ確認してもらいながら進めています。

先週は、掘削して排水経路の位置の確認、排水のための配管を埋設。
今週は、石積み、です。


池工事02
掘削した穴に、ポンドライナーと呼ばれる防水シートを敷きます。

敷いた上に、底盤のモルタルを打ちます。(粗打ち)

そして、大きな石から据えていきます。




池工事03
大きな石を据えたら、それらが動かないよう、すきまを詰めるよう、小さな石を据えていきます。

石を形にあわせてカットするのですが、そのカットが少なくなるよう、またカットしたことがわからないよう、
石を選び、形を整えて、据えていきます。


ここは、「18から池ばっかり作ってる」というJ社長の腕の見せどころ。

若い職人さんに、的確に指示を出していました。


池工事04
このように、1個1個、石を据えていきます。



池工事05
石を据えて、裏込めに土を埋め戻す前の状態。

木で「つっかえ」をしている。


現代は、いろんなことが機械やAIでできる時代になっていますが、

私たちの仕事は、まだまだアナログ。
石を木で支え、石を手で並べる。

職人の腕で築かれていきます。



いやあ、職人さんはすごい!

職人さんの腕で、この業界は支えられています。

(腕で「物づくり」をしていく、そんな職人になりたい! そんな若い人求む!!)



来週は、底盤のモルタル打ち(仕上げ)

そしてそのモルタルが乾いたら、いよいよ水を溜めます。

水が漏れないか心配。けど、楽しみ。 です。