旧友の作品展

おはこんばんちは、設計の中村です。

今週、一日おやすみをいただき、単身大分に行ってきました。

ラグビーワールドカップを見にいったわけでも、温泉に浸かりに行ったわけでもありません。


じゃん!


磯崎新氏 アートホール
磯崎新氏設計の大分アートホール。






建築を設計するということ
大学の友人が、こちらの作品展に出店すると聞いたので、見にいっておりました。



おもしろい!作品展って、施工写真の展示が一般的ですが、
今回の展示会のテーマが
「建築を設計するということ」 

となっており、
それぞれの出店者が、自らの作品をこのテーマを切り口として、見つめ直していました。


そして、それがとてもコンセプチュアル。


学生時代を思い出しますが、
設計していて、「なんとなくこうしました。」じゃ通用しないんですよね。

デザインの理由を言葉にしないといけない。
”コンセプト” 明記しないといけない。

この作品展は、そんな学生時代を思い出させるものでした。


窓サッシの組み合わせ
窓サッシを組み合わせたデザイン。




模型の山
これは「模型を積んだ山」ではなく、「模型を積むことでできた作品」なんですよ。

もはやインスタレーション。



会場
会場の椅子の並べ方にも意味があるんです。

椅子は、コッシーに代表されるように「擬人化」されやすい。

前と後ろがあり、その並べ方でベクトルが生まれるというコンセプトで並べられている。




うーーーーん、哲学的だ。




最後に友人の作品


設計する06
設計する07
緻密な模型。

すげえ!



友人ともたくさん話しをすることができ、
とても刺激的な一日でした。



で、この作品展が、(大分にゆかりのある)40歳以下の若手建築家の手によるもの、という点もすごい。



すげえすげえ。

もっとがんばらないと。