雑草対策に熱湯

こんにちは!設計の石橋です。

新型コロナの影響で外出できない日が続いてます。

外出できないからこそ「家で出来て、普段なかなかやれないこと」にチャレンジしようという人が増えている印象です。

かくいう私もお菓子作りに挑戦したりしてました。

(同じことを考える人が多かったのか、ホットケーキミックスがスーパーになかったのは驚きました。)

作ったお菓子をブログに載せようとも思いましたが、

出来たのは味は良いけど見栄えが良くないというブログに載せにくいもの。

泣く泣く掲載を断念しました。(泣)


まあ、私のお菓子はどうでもいいとして、外出できない今こそ家の掃除をしようという方多いんじゃないでしょうか。

私もエクステリア業者らしく、お庭の掃除に関することを書いていきます。

ということで「雑草対策」に関してです!

草取りが大変なので除草剤を撒きたい。ただ環境に悪そうだから除草剤使用に踏み込めない…。

そんな方におすすめなのが「お湯」
…お湯では語弊がありますね。100℃近い熱湯です。

な、なんとこの熱湯、どのご家庭にもあるもので簡単に出来ちゃうんです。
水を沸騰させるだけ!簡単!!   …はい、すみません。ふざけずにやります。

何故熱湯で雑草が枯れるか、その理由ですが、皆さんおわかりのとおり熱により枯死しているためです。

バーナー等で焼いているのと同じ原理になるため、より効率よく熱を伝えることが重要となります。

熱湯は間違いなく効果がありますが、雑草を枯死させるためには散布方法にも気を付けなければなりません。

地面から露出している地上部は比較的簡単に枯れるのですが、根の部分まで枯死させるのは難しいのです。

地中まで熱が伝わるよう、十分な量の熱湯を撒かなければなりませんし、
根が横に広がり群生するタイプの雑草には広い面積に撒く必要があります。

この根が横に広がり群生するタイプは地下茎と言われるものになるのですが、

地下茎
画像の部分を枯らす必要があるので、地下茎とは相性が悪いといえます。

ちなみにこの地下茎、どういった雑草の種類があるかというと

スギナ


ドクダミ


クローバー
チドメグサ
左上:スギナ   右上:ドクダミ

左下:クローバー   右下:チドメグサ

よく庭を侵略している厄介な雑草ですね。

これらは全部地下茎です。素直に除草剤を使ったほうが良いでしょう。

また庭や空き地など、広い面積の雑草防除にも向いていません。

こういった場所の雑草を熱湯で処理しようと思ったら、風呂桶数個分の熱湯を用意しなければなりません。

費用の面から見ても除草剤の方が安上がりです。



逆に熱湯による雑草対策が有効な場面はというと

インターロッキングやコンクリートの隙間から生えてくる雑草には比較的有効と思われます。

インターロッキング

手では抜きづらく、根まで処理するのは中々難しいのですが、熱湯をたっぷりかければ根まで取り除けるでしょう。

また、こういった場所の雑草は草丈が大きくならないのもポイントです。

熱湯による雑草対策は場合によっては有効だと思います。

インターロッキングやコンクリートの隙間から生えてくる雑草が気になる方ぜひ試してみてくださいね。

最後に、この記事をみて雑草対策に熱湯をと考えている方、火傷にはお気をつけください