社内コンペの報告 やっぱりデザインはおもしろい

おはこんばんちは、設計の中村穂高です。

ブログの当番を1回パスしてしまいました。
今月は忙しかった。本当に忙しかった。
けど、このペースになれないと仕事はさばけないんだな。

だいぶ報告が送れましたが、社内コンペのお話。

石橋が話を振ってくれてたのですが、完全スルー。


1ヶ月経って、ようやく拾ってあげることにします。


前回の社内コンペのお題は、

「デザイナーズパーツを使った門袖壁、門柱のデザイン」

というもの。



門袖壁、門柱は、外構、エクステリア工事の中でも大事にすべきところです。
ここが実際エクステリアの「顔」の部分と言いますか、目立つ部分になります。


私のプランは、こういうもの ↓↓↓


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ん?????


と思う人も多いと思います。

「デザイナーズパーツ」という商材は、アルミ製の部材で、
通常、門袖壁や門柱のアクセントとして使用するもの。

私のプランでは、貼り付けられる側の『壁』そのものはなく、
貼り付ける側の部材だけで作りました。



透明人間
表札、インターホン、ポスト だけがついた「機能門柱」と呼ばれる
アルミ部材がありますが、

機能門柱と門袖壁の中間くらいの存在。


透明人間
電気屋さんにも相談して、
組み立てるときに、インターホンの線を入れててくれれば、
「インターホンの取付はできる」ということでした。


「絵に描いた餅」ではなく、
ちゃんと施工可能なプランです。




ただ、大変だな。と思ったところは、




大変なおさまり
丸でかこった部材を両脇の板材に固定するとき、
部材の数が多いので、大変!というところ。

ざっと40本くらいは必要なので、カットも大変、はさみ込むためのアングルの固定も大変です。


そこで、別案を考えました。


3納まり
デザイナーズパーツ「角面材」といって、貼り付け専用の部材を使います。
両脇の板材ではさみこむのではなく、正面から取り付ける施工方法です。

両脇の板材を組んでから、「角面材」のベース材を取り付けて、そのベース材にカバー材を取り付けます。

本数は変わらず、カット手間はかかりますが、アングル材で固定するより、ビスの固定だけなので、施工は簡単です。





さらに別案として、

2納まり
こんなのも考えました。

板材を正面に向けて固定するというもの。

これなら部材も少ないので、カット手間もそうかからずにできます。



遠目に見ると、




透明人間バージョン②
こんな感じ。


これが一番現実的だな。





アップで見ると、
透明人間バージョン②
個人的には、横ラインが好きだけど、縦ラインも悪くないです。
工事は楽ですし、部材も少ないので、お安くできます。



壁をブロックで積んで塗るより、
アルミ部材だけで作るこの門袖壁のほうが絶対安い。

壁の圧迫感、威圧感も出ませんし。




これをいつかどこかで実現させたい。



他の人と同じものはイヤ、オリジナルデザインのものがいい。という方、こちらおすすめです。


まだ、どこにもない。完全オリジナルの門袖壁です。




ちなみに、作品タイトルは、「透明人間」。


勘のいい人は、なぜ「透明人間」なのかわかってくれると思います。




次回の社内コンペは、7月16日。もうすぐ。


次もチャンピオン狙ってがんばります。













あ!同業社のみなさん、パクらないでね。