社内コンペがありました。

こんにちは!設計の石橋です。

先日社内コンペがありました。
以前中村のブログ記事でもありましたが、「デザイナーズパーツを使った門袖壁、門柱のデザイン」
というテーマで作成しました。営業・設計全員がデザインを考え、競い合います。

結果から言いますと、私の考えたデザインは……

残念ながら1票も入らず…(泣)

ちなみに優勝は…って言ってしまって良いんですかね?
著作権等の絡みもあると思うので、本人がブログで紹介(自慢?)するのを待つしか無いのでしょうか?
ちょっと歯がゆいですね。次回の優勝者のブログ記事に期待しましょう。

で、私は残念な結果になってしまいましたので、ちょっとここでデザインの供養させてください(T_T)

あ、もしデザインが気に入ったという方がいれば、私のに関しては著作権等は気にせず使ってもらっていいです。
あのままデザインを埋もれさせるよりも、気に入った方に使ってもらった方が良いはず…!

では以下紹介していきます。
社内コンペ(石橋)
私が提出したデザインはこんな感じ。

以前ブログで紹介された黄金比・白銀比を参考にデザインしました。

黄金比を学ぶ ← 以前の記事はこちらから


コンペ図面 黄金比・白銀比
まず正面はアルミ角柱を使って1:1.618の黄金比を作成。
※幅100cm、高さ161.8cm

側面は塗り壁の幅は120cmなのですが、アルミ角柱(10cm)2本で20cm分だけ塗り壁を隠すことで
1:1.414(√2)の白銀比を作りました。

ちなみに黄金比、白銀比とは人間が無意識のうちに美しいと感じる比率です。
黄金比のデザインは「ミロのヴィーナス」、「モナリザ」、最近のものでは「Appleのロゴ」なんかに使われています。
世界中の人に美しいと感じられてるからこそ、これらは評価が高いのでしょう。

対して白銀比は「法隆寺五重塔」、「ドラえもん」、「スカイツリー」と日本人に馴染みが深いものが多いです。
白銀比は別名「大和比」とも言われ、日本人に好まれているというのがわかりますね。
あるアンケートによると、日本人が最も美しく感じるのは
1位 白銀比 、 2位 正方形 、 3位 黄金比
という結果が出てるそうです。

更にこの黄金比と白銀比、美しいだけでなくある法則があります。
黄金比・白銀比
黄金比の特徴としては1:1.618 の長方形から、1:1の正方形を引くと、
残りの長方形は、1:1.618 の長方形になります。

さらにこの長方形から、1:1 の正方形を引くと、
残りの長方形は、また、1:1.618の長方形になる。

こうして延々と黄金比の長方形、黄金長方形が出来ていきます。
※こうして作られる螺旋を黄金螺旋といいます。


対して白銀比の大きな特徴は、長辺で2等分すると、元の白銀比の長方形と相似形になる点です。
簡単にいうと白銀長方形を半分にしたら、半分にしたそれぞれがまた白銀長方形になるという感じです。
この白銀長方形の縦横比は、コピー用紙の寸法に用いられています。


当然今回のコンペのデザインの中にもこの特徴は組み込んでいます。


黄金長方形

正面側、門袖壁全体を見てもらいたいのはもちろんですが、
中でも来客者には表札、インターホン、ポストの投函口に注目を集めるべきと考え、
表札の下(地面から100cmno位置)に一本細いアルミ材を入れ黄金長方形を作りました。




白銀長方形

側面はポストの位置で区切ると白銀長方形が出来るようにしました。
角度的に家側から見ることになるので、日本人に馴染みがある白銀比が施主様の癒やしになればという思いもあります。




デザインへの思いを色々詰め込んだのでちょっと長くなっちゃいましたが、気に入ってくれる人がいれば幸いです。
閲覧ありがとうございました。