タイヤの乗る部分だけコンクリート舗装するプランに物申す!
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タイヤの乗る部分だけコンクリート舗装するプランに物申す!
おはこんばんちは、設計の中村(穂)です。
今日はマジメなエクステリアネタ。
予算の厳しいお客様によくこういう提案をします。
駐車場の舗装部分をタイヤの乗るところだけ、コンクリートにして、
タイヤが乗らない部分は、砂利や芝にするというもの。
砂利や芝は、コンクリート舗装に比べると金額が安いので、てっとり早く金額を落とすには確かに有効な方法です。
けれど、10年このエクステリアの仕事をしてきて、
これはあまりいい提案とは言えません。
こういうプランをして、
「止めにくいので、芝をはがしてコンクリートにしてください」という声を何度も聞いてきました。
直接のお客様だけでなく、
最初は、芝や砂利だったんだろうけど、あとからコンクリートをしたんだろうな。って思う外構もいくつも見てきました。
下は、私のお客様で、筑後のT様邸の写真です。
新築時、1回目の外構工事のときに、
金額を押さえたいということで、タイヤが乗るところだけコンクリートの舗装をしました。
で、数年後、写真のように舗装を追加しました。
写真わかりづらいですね。
赤線で囲ったところが、数年後追加で工事をした部分です。
トータルで見ると、2回に分けて工事をするほうが高くつきます。
工事中の車の置き場所確保、
工事中の生活の不便さ というのもあります。
もちろん、新築外構時の予算があるからですね。
このプランは絶対ダメとは言えないですが、
提案するときは、やはり
①止めにくさの不便さ
②あとから追加で舗装工事をしたときにトータル金額が多くなる
③デザインの自由度が制限される
④乗らない部分の芝や砂利部分から雑草が生えてくること
⑤芝なら芝刈り、砂利なら砂利が散らばること
といったデメリットのちゃんと伝えた上で、提案すべきでしょうね。
安くなるからと言って、安易にこういう提案をしてしまうのもどうかと思います。
おっ! 今日は設計的な視点でブログが書けました。
外構、エクステリアのことで、いろいろ悩まれているあなた、
シンセイ産業では、経験豊富なスタッフが多数おります。
気軽にご相談ください。
中村(穂)
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