なぜ外構に植物を入れるのか

こんにちは!設計の石橋です。

今日は植物の話。皆さんは植物は好きですか?

外構の図面を見ると樹木や草花が結構はいってますよね。

「なんでデザイナーの人ってこんなに植物のイメージを入れたがるんだろう」と思いません?

あれには実は理由があるんです。(理由なく好きで入れている人も中にはいますが…)

今回その理由について解説していきます。


1.目隠しとしての役割
目隠し 植物
まず目隠し効果です。画像のとおり視線を遮れます。

特に常緑樹なら年間通して葉っぱがついているので、しっかり目隠しとして機能します。

目隠しフェンスなどのアルミ部材と比較してもお値段も低価格で済むことが多いので、

こちらをデザインに採用することが多いです。


2.採光
木漏れ日
続いて採光。

画像のように葉っぱのすき間から光が差し込みます。木漏れ日なんて言葉もありますね。

採光を考えつつ目隠しを低予算で、となるとやはり植木のデザインになります。

逆に完全な目隠しが絶対必要!!というときは目隠しフェンスに軍配があがります。

ただ私は「せっかくのお庭、そこを明るい空間で過ごしてほしい」ので、植物をおすすめします。

ちなみに落葉樹なら冬に葉っぱを落とすので窓から光を採り入れやすいです。

目隠し効果的には  目隠しフェンス > 常緑樹 > 落葉樹

採光効果は     落葉樹 > 常緑樹 > 目隠しフェンス

大まかにはこういった感じでしょうか。

自分で植物をおすすめしておいてなんですが、ご自身にとってどの機能が必要か考えて、お庭に入れられるのが一番だと思います。


3.見映え
社内コンペ植栽有り
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画像は社内コンペ(※事務所駐車場)で私が作ったものですが、左が植栽有り、右が植栽無しです。

どうでしょう、左の植栽有りほうが見映えが良くないですか?
植栽なしの方は立体的なバランス、彩りが悪いですよね。

樹木がないと格子とフレームの存在が浮いてしまいます。

また格子の足元に低木、下草がないと硬いイメージになってしまいます。

なので、植栽を入れることで、緑色が入り彩り豊かな温かい印象にしています。

他にはよくエクステリアプランナーが使う手法に、角を植栽で隠して柔らかいイメージにするというのがあります。

今回のもその応用で、格子と地面によって出来る角を植栽で隠して柔らかい印象を与えています。


今私が考えるだけでも植物にはこれだけメリットがあります。

世話が大変、虫がよってくるなど苦手意識を持ってる方もいると思いますが、今回の記事を読んでお庭に植栽を再考していただけたら幸いです。